こじんまりしていますが、すべてに萌える「喫茶トミ」
【神戸と新開地の間】なにげに散歩で通るような道ではありません。新開地の南のほうの、東。その近くまではよく来ていたのですが、まさかこんなところにポツリと!
看板が昔の「タカハシ珈琲」(現「神戸珈琲」)のままです。もうどこの喫茶店でも目にすることはないですから、看板だけでも貴重です。
名前、外観のおもむき、かなり期待が上がってきました。
白髪の初老のママがサイフォンで珈琲を淹れてくれます。絵になります。
珈琲の注文が通ってから豆をミルで挽きます。
「不景気だからなおさら値上げできない」と。安価なのに丁寧なお仕事に感心しました。
そろそろ17時になるころ、営業時間を尋ねましたら「5時から」とのこと。17時までなのに、あえて聞き出すまで言わなかったのは、気を使ってくれていたのかもしれません。
先代の方が「トミ」さんで、そのまま引き継がれたようです。
ちなみにトミさん、近くにおられてご健在でいらっしゃること、いろんなことをお話ししてくださいました。
話しかた、テンポ、しぐさ、かわいらしくて、ずっと話を聞いていたかったのですがそろそろ17時、また来ることにします。
トミさんとご関係のある船関係の装飾品がいいアクセントとなって、年季の入ったテーブルや椅子、ライト、カーブの窓枠、全てが「喫茶トミ」です。
特に椅子の足部分の丸くくり抜かれたデザインには萌えます。
去年の年末にテレビで紹介されたそうです、ぜひいろんな方に足を運んでいただきたく、あえて住所を記載しておきます。しかも年中無休!
〒650-0025 兵庫県神戸市中央区相生町5丁目14−19
とにかく、訪れたら分かる!★★★★★★★
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